2016年2月19日金曜日

手持ちの10円玉の年号の分布について調べてみた

10円玉だけを貯め続けて5年、貯金箱がいっぱいになったので思い切って開けてみたら総数800枚+α。年号についてのデータがとれそうなので総当たりでチェックしてみました。

総数:825枚より、TOP10をまとめると

1位 平成16年 / 44枚 / 5.33%
2位 昭和57年 / 33枚 / 4.00%
3位 昭和49年,平成17年 / 31枚 /3.76%
5位 平成21年 / 29枚 / 3.52%
6位 昭和56年 / 28枚 / 3.39%
7位 昭和53年,54年 / 27枚 / 3.27%
9位 平成2年,22年 / 24枚 / 2.91%

という結果になりました。TOP10のみで全体の36%を占めているので、この貯金箱の中で3枚に1枚はこの年号ということになります。特に平成16年銘は20枚に1枚という高確率で当たることになります。アメイジング。

ここでTOP10について造幣局の年銘別貨幣製造枚数リスト(http://www.mint.go.jp/wp-content/uploads/2016/02/nenmeibetsu27.pdf)と結果を比べてみると、
造幣局の製造枚数が多い順から総合1位として、

1位 平成16年 -> 総合18位
2位 昭和57年 -> 総合10位
3位 昭和49年 -> 総合1位
4位 平成17年 -> 総合25位
5位 平成21年 -> 総合42位
6位 昭和56年 -> 総合5位
7位 昭和53年 -> 総合3位
7位 昭和54年 -> 総合8位
9位 平成2年 -> 総合12位
9位 平成22年 -> 総合44位

と昭和50年前後を除きあまり相関関係のない結果となりました。古い硬貨が回収されることによって新しい硬貨が相対的に多くなるというのが実際にデータとして出たみたいです。

さらに年代別に分類すると、

1950年代:17枚 / 2.06%
1960年代:48枚 / 5.82%
1970年代:183枚 / 22.2%
1980年代:160枚 / 19.4%
1990年代:135枚 /16.4%
2000年代:234枚 / 28.4%
2010年代:48枚 /5.82%

となりました。40年も前の硬貨が20%超えというのは驚きです。その時期の製造枚数が多いのもあるかとは思いますが、その時期に技術革新などがあったりして耐久性が高まったのでしょうか。



さて、800枚も集めたからには年号フルコンプできるかと信じていましたがそううまくはいきませんでした。揃わなかった年号は、
昭和33年

平成26年
のたった2つ。平成26年銘は製造後間もないため今後財布にひょっこり入る可能性がありますが、昭和33年銘は歴代10円硬貨のうちで最も製造枚数が少なく、(たったの2500万枚!)さらに製造から半世紀もの月日が経っており、ギザ十の最終モデルでもあるので一般的な手段で手に入れるのは至難の業となっています。昭和33年銘は素直に諦めて平成26年銘が手に入ることを気長に待とうと思います。

あと昭和61年の10円玉が1枚だけありましたが前期品でした。残念。